『テスト』は開発です

「テストはテスト専門会社でないと…」と思われてませんか？実は『テスト』は開発の一部です。日新システムズは長年のソフトウェア開発の経験と実績を活かし、ソフトウェアの品質を守るための『品質検証サービス』を提供します。

強み

開発と検証の視点をもった検証チーム

当社は、開発と検証のスキル・観点をもった検証チームが品質向上のための検証を行います。
JSTQB認定テスト技術者資格を取得しているソフトウェア開発経験者が検証を担当することで、幅広い視野・観点による検証が行えます。

開発とテストを同時並行に進めるプロセス「Wモデルプロセス」を導入

Wモデルプロセスとは、開発の上流工程からテストを並行して進めるプロセスモデルです。 開発チームの各プロセスにおいてテストチームのフィードバックが入ることで、設計上の問題点や矛盾点といった不具合の早期発見が行えるため、テストプロセス自体は増えますが、プロジェクト全体としての工数削減を期待できます。

早期不具合検出による手戻り防止・手戻り工数削減

一般的なV字モデルプロセスの場合、検証業務は下流工程に実施することが多く、ときにはシステム設計など上流工程にまで手戻りが発生してしまう場合があります。
そのような手戻りを防止するために、当社では開発とテストを同時並行で進める「Wモデルプロセス」を導入しています。早期に不具合を検出することで、全体の工数削減を実現します。

V字モデルプロセスの場合
対処に大きな手戻り工数が必要

Wモデルプロセスの場合
小さな手戻り工数で対処可能

システムテスト設計を行うことでシステムテストでの不具合検出による手戻りを防止・手戻り工数の削減

サービス一覧

テスト自動化(効率化)サービス それぞれの開発プロセスで最適なテストの自動化(効率化)をご提案し、テスト自動化のスクリプト開発まで行います。
システム検証サービス JSTQB認定テスト技術者により、システムが最適に動作しているか検証します。
第三者検証サービス 仕様書、テスト要項書から必要とされる検証を行い、品質の確認を行います。
テスト設計サービス 「テスト実施者はいるが、テスト設計する人がいない」といったニーズに対応します。

検証事例

長年のシステム受託開発で培った検証力

システム受託開発案件から得たソフトウェアテストのノウハウと、検証業務から得たシステムテストのノウハウをもとに幅広い分野で品質検証を行ってきました。

テスト自動化(効率化)サービス

  • テスト自動化(効率化)環境の構築・提案

    産業用ロボット
    IOを使ったテスト自動化の提案を行い1日中テストが動く環境を構築。
    再現性が低く、大きな問題となりうる不具合検出を行った。

  • ツールを利用した作業工数の大幅削減

    デスクトップアプリ
    システムテストにおいて、実施から結果確認までを自動化することで、実施工数を30%、回帰テスト工数を80%削減した。

システム検証サービス

  • 不具合部位・要因を切り分けて、不具合対応にかかる時間を削減

    HEMSシステム
    システム全体の仕様を理解することで不具合部位・要因の切り分けをスムーズに行い、開発チームへの不具合報告から改修確認完了までにかかる時間を削減した。

  • 開発チームと協力体制を構築し、品質確保と全体工数最適化

    産業用ロボット
    開発チームからソフトウェア開発上の問題・懸念点のヒアリングを行い、それらを解決するための協力体制を構築したことにより、開発・検証ともに多くの不具合を検出した。

第三者検証サービス

  • ユーザ目線のレビューを行い、妥当性レベルの不具合を大幅削減

    家電IoTシステム
    運用テスト設計においてユーザ目線のレビューを行うことで、実装フェーズに入る前に妥当性確認で発生する不具合を70%削減した。

  • 現地テストに備えた計画で、運用・保守の不具合0件

    監視制御システム
    現地トラブルに備えたテスト計画を提案しテスト作業を行った結果、現地での運用・保守テストにおいて不具合を発生させることなく、実運用へ移行できた。

テスト設計サービス

  • QMS(品質管理システム)を用いた品質管理

    医療機器
    医療機器のソフトウェアライフサイクルプロセス(JIS T 2304)に基づくQMSを用いたテストプロセスの管理・設計による品質管理を行った。

  • テスト設計見直しによるテスト項目の最適化

    家電IoTシステム
    要求仕様とテスト項目とのトレーサビリティを取り、要求に対するテスト項目の過不足を明確にすることで、最適化を行った。