①設計の属人化 ②有識者の退職 ③アウトソーシングができない!
DX推進の障壁となる3つの課題を解決

設計ドキュメントがなくシステム全体の把握ができない、設計の属人化や有識者の退職、技術面の老朽化、システムの肥大化や複雑化、ブラックボックス化によってアウトソーシングできない状態になっている企業も少なくはありません。これらの課題は企業にとってDX推進の大きな障壁となります。

当社のリバースエンジニアリングソリューションは、脱属人化を実現し、誰もがシステム構造を理解できる設計ドキュメントを生成します。また今まで困難だったアウトソーシングや技術継承も可能となり、DX推進の障壁となるレガシーシステムの課題を解決します。
当社では設計ドキュメントの課題解決だけでなく、その他の設計・開発支援も承りますのでご相談ください。

このようなお悩みはございませんか?

正しい設計ドキュメントが不足している開発現場では、さまざまな課題が発生します。

  • 有識者が作業する手

    01
    設計の属人化
    • 詳しい人に負荷が集中してしまう
    • 詳しい人が退職し、技術継承が困難になる
  • 開発者の育成

    02
    開発者の育成が困難
    • ドキュメント不足でシステムの理解に時間がかかる
    • 有識者が多忙で教える時間が取れない
  • リバースエンジニアリングサービス 図

    03
    新システムへの移行が難しい
    • 新しいハード/新しいOSに刷新したいが設計ドキュメントがないため
      機能網羅が困難
  • 整理されていない書類を抱え属人化に悩む男性

    04
    開発効率が悪い
    • 設計ドキュメントは変更差分しかなく変更経緯が不明
    • 仕様変更時、過去の経緯をさかのぼり調査しなければならず
      時間がかかる
  • 外注する仕事をバトンパスする手

    05
    アウトソーシングができない
    • ドキュメントが最新ではないため、要求仕様の検討が難しく、外部への開発協力の依頼もできない

これら課題の要因は、
すべて“設計ドキュメント”にあります

  • 要求仕様書は存在するが、設計書がそもそも作成されていない
  • システムの仕様変更や機能追加を繰り返すが、設計ドキュメントの更新が追いつかず設計ドキュメントの信頼性が失われている
  • 更新していても部分的な更新を繰り返し、設計書として全体を通して確認できるものになっていない

⇒リバースエンジニアリングで解決します。

リバースエンジニアリングとは

日新システムズのリバースエンジニアリング

ソースコードを解析し、お客様の目的やシステムの特性に合わせて設計ドキュメントを作成する手法です。

当社はシステム全体構成や各プログラムの機能や仕様を明らかにするとともに、なぜそのような設計になったのか、経緯を明らかにすることを重要視しています。

当社のリバースエンジニアリングは、現在の設計に至った理由までを記載し、次の開発に有効利用いただける設計ドキュメントを提供します。 そしてブラックボックスとなっていたシステムを「資産」に変え、お客様の課題を解決いたします。

C言語、C++、C#、VB、VC、JAVA、ラダーなどさまざまな言語に対応しています。また当社の技術者はシステムに精通しているため、設計ドキュメントの作成だけでなく、リバースエンジニアリング後の開発もサポートさせていただくことが可能です。

課題解決のアプローチSTEP1:
設計ドキュメント作成フェーズ

リバースエンジニアリングで設計ドキュメントを生成し、
ブラックボックス化されたシステムを誰もが理解できる資産にします。

正しい設計ドキュメントがないとさまざまな課題が生じるため、日新システムズではシステムの可視化が最も重要と考えています。
可視化とその効果は下記のとおりです。

① 対象の概要を確認

  • システムの概要確認とお客様がお困りの内容を確認

② 現存する資料を確認

  • 設計ドキュメントのメンテナンス状況や不足を把握

③ ドキュメント構成の検討

  • お客様の課題解決に必要な設計ドキュメントと構成を検討
  • コードの状況を確認

④ドキュメント構成の整合

  • 検討した設計ドキュメントの構成・内容・粒度をご提案しお客様と整合

⑤ コード解析および
ドキュメント化の実施
⑥ 確認レビューの実施

  • コードを解析し、設計ドキュメントを生成。
    途中段階で確認レビューを実施し、随時ご要望をドキュメントにフィードバック
  • 設計経緯の反映

⑦ 納品

  • 最終レビューを実施し、お客様からの承認をいただいて納品

「リバースエンジニアリング」で
作成した設計ドキュメントに
「モデルベースデザイン」をプラス!

作成モデルの例

構造モデル
(構造整理のアウトプット例)

システムやソフトウェアの物理的または静的な構造を整理します。
ソフトウェアのアーキテクチャやデータベースのスキーマなどを視覚的に示し、システムの構造を理解しやすくします。

振る舞いモデル
(振る舞い整理のアウトプット例)

システムやソフトウェアの動的な振る舞い、プロセス、および相互作用を整理します。
システムのワークフロー、プロセス、ユースケース間の相互作用を視覚化し、設計の複雑性を管理します。

なぜ「モデルベースデザイン」
なのか?

  • 設計や機能間のつながりを視覚的に表現することで、関係者の理解の促進と関係者間での共通認識を得ることができる

  • モデルとソースコードは分離できるため、他システムへの再利用ができる

  • 他システムやツールと連携することで、モデルからソースコードや動作モジュールの自動生成につなげることができる

現状のシステムから仕様を
把握し、設計ドキュメントに
モデルベースデザインを
取り入れて作成することで、
お客様のさまざまな課題を解決いたします。

 

課題解決のアプローチSTEP2:
再開発フェーズ

リバースエンジニアリングでシステムを理解しているため、
お客様に最適な改善案やシステムリプレイスについてご提案。
その後の開発についても対応いたします。

① 既存システムの改善のご提案

  • システム改善やご要望の機能の実現案などのご提案

② システムリプレイスのご提案

  • システム更新に向けてお客様の要件検討・要件定義等の上流工程から実施
 

資料ダウンロード 対応事例

“設計ドキュメント”が要因でDX推進の障壁となっていたメーカ様の事例をご紹介します。
課題に対し当社がどのように解決しお客様にご満足いただいたのか、資料にまとめましたのでぜひ参考にしてください。

産業機器メーカ様事例
システム有識者の退職・設計ドキュメントの不備が影響しメンテナンスができない!を
解決

大規模産業用装置の制御ソフトを開発される某メーカ様は、保有するシステムについて知る有識者の退職など人依存の問題が影響し、メンテナンスはしかり新しい機能開発に課題を抱えておられました。

課題:システム有識者の退職・設計ドキュメントの不備が影響しメンテナンスができない
システム:300キロステップを超える規模の産業用装置の制御ソフト
言語:PLCラダー
継続開発年数:20年以上

リバースエンジニアリング後のお客様の声

担当者

分業で作業していたため他の領域は
ほとんど知らなかったが、
ドキュメントを見ることで、
システム全体の理解が深まった。

管理者

リバースエンジニアリング時の
問い合わせで、
今まで隠れていた不具合
発見できた。

担当者

ドキュメントを作成することで、
今後のメンテナンスを
含めて
社内プロセスの見直しができた。

コンシューマ向け縫製機器製造メーカ様事例
ドキュメント不足や属人化でシステムの
メンテナンスができない!を解決

一般家庭向け製品の制御ソフトを開発される某メーカ様において、新製品開発に向け現行機の機能を整理したいが、ドキュメント不足や属人化による課題を抱えておられました。

課題:ドキュメント不足や属人化でシステムのメンテナンスができない
システム:300キロステップを超える規模の一般家庭向け製品の制御ソフト
言語:C言語
継続開発年数:20年以上

リバースエンジニアリング後のお客様の声

担当者

対応している担当者しか
わからなかったことが
可視化できてよかった。

管理者

ドキュメントが整備されたことで、
開発のアウトソーシングが可能
なった。

担当者

機種毎に機能の差違が
明確にできた
ため、
開発効率が格段に上がった。

リバースエンジニアリングの流れ

リバースエンジニアリングによる設計ドキュメントの整備の大まかな流れは下記の通りです。
お客様のご要望に合わせて柔軟に対応いたします。

システムの概要確認(NDA締結) システムの概要確認と合わせてNDAを締結
課題・ご要望の確認 弊社技術担当者がシステム詳細、課題・ご要望事項についてヒアリング
作業プロセスと生成する
設計ドキュメントの概要検討
弊社で検討した作業プロセスと設計ドキュメントの概要をご説明しお見積りへ
お見積り 共有いただいた情報とご要望からお見積り
ドキュメント詳細の整合 既存ドキュメントやソースコードを分析しお客様と内容整合
その際にお客様のご要望についても追加対応可能
※追加対応は別途費用
設計ドキュメント生成 ご要望に沿ったドキュメントを生成
ソースコードのリファクタリングなどのご相談も可能

対応言語

対応言語については、C・C++・C#・VB・VC・ PLCラダーに対応しています。
その他言語についてもご相談の上、対応いたします。

強み

弊社は長年の開発実績と設計力を強みとし、お客様の設計ドキュメント生成の豊富な実績から最適なご提案をいたします。

35年を超えるシステム開発の実績に裏打ちされた技術力

⇒高い設計力を強みとし、お客様課題を分析して最適な内容をご提案

設計ドキュメント作成の豊富な実績

⇒一般製品向け組込みソフト~大規模制御システムまで設計ドキュメントを作成

 (※いずれもソースコードから設計ドキュメントを書き起こした内容になります。)