はじめまして!
日新システムズのイメージキャラクター「にっしんSUN」です。
このブログでは日新システムズの商品をみなさんと勉強したり、活動をご報告していければと思っています。
記念すべき第1回目は "Wi-SUN FAN" について一緒に勉強していきましょう!
Wi-SUNとは?
ということで、早速調べていきましょう!
まず、Wi-SUNとは・・・
Wireless Smart Utility Network
の略称だったのですね。
日本の情報通信研究機構(NICT)が中心となって開発された無線通信技術とのことで、
Wi-SUN機器はすでに世界で9,500万台以上出荷されているのだとか。
無線通信技術といってもたくさんありますよね。
Wi-Fi、Bluetooth、4G(LTE)、5GやLPWAと呼ばれるLoRa、Sigfox。
「何が違うんだ?」ということで、にっしんSUNなりにまとめてみました☆
LPWAのWi-SUN
LPWAとは・・・
Low Power Wide Area
の略称ですね。
その名の通り低消費電力で広いエリアをカバーできる無線通信のことをまとめてLPWAと呼ばれることが多いようです。
モノがネットワークにつながるIoT時代には、広範囲をカバーできるLPWAの活用が注目されています。
Wi-SUN もLoRaやSigfoxと同じLPWAに分類されますが、Wi-SUN はその中でも通信速度が速いという特長をもっています。
さらにWi-SUNのなかでもいろいろな規格があります。
ここでようやく"Wi-SUN FAN"の登場です。(前置きが長くて m(_ _)m ゴメンナサイ )
Wi-SUN FANとは?
Wi-SUNには大きく4つの規格が存在します。
1つ目は「Wi-SUN ECHONET プロファイル」。現在、最も出荷されているWi-SUNです。
主にスマートメーター ←→ HEMS間の1対1通信に使用されています。
2つ目は「Wi-SUN HAN」、Home Area Networkの略称です。
主に屋内 HEMS ←→ 家電間の1対多通信を目的として規格化されました。
Enhanced HANというHAN向け最新規格ができましたが、ここではご紹介まで。
3つ目は「Wi-SUN JUTA」、Japan Utility Telemetering Associationの略称です。
おもにガスメーター検針システムとして規格化されました。
そして最後に、主役の「Wi-SUN FAN」です。
FANというのは、
Field Area Network
の略称で、Field Area(屋外のような広い場所)でつなぐ通信です。 多段、マルチホップメッシュネットワークがおもな特長です。
では、「Wi-SUN FANってどんなところで使われるの(・_・?)」ということで代表的な用途を他Wi-SUN 規格と合わせてまとめてみました!
Wi-SUNを使用した住みやすい街づくり "スマートシティ" が日新システムズの目指すところでもあります。
スマートシティの図でもあるように、スマートメーター同士をつなぎ、電力会社にデータを上げるメータリングシステムがWi-SUN FAN規格の目的です。
他にも、いろいろな使い方が日新システムズのサイトに載っていますので、チェックしてみてください。
次回は、Wi-SUN FANの特長について詳しくみていきましょう☆
今回のまとめ
☆ 日本発の無線通信技術 Wi-SUN規格のWi-SUN FAN
☆ Wi-SUNはLPWAに分類される
☆ スマートシティが日新システムズの目指すところ