結合テスト・システムテスト段階で不具合を早期発見!
手戻り作業による納期遅延を解消することでQCDが向上

組込み開発では実機を使ったテスト作業が必要であり一般的です。
大型の機器開発や実機の準備が難しい開発環境であっても、システムテストを実施できる環境を提供します。
また、単一機能のテストだけでは確認できない別デバイスへの物理的な干渉や異常動作などを視覚的にとらえることが可能です。

実機テストにおける課題と原因

結合テストやシステムテストのフェーズで大きな不具合を発見し、手戻り作業の発生により納期遅延などの苦い経験をされていませんか?
下記のような課題は、実機でテストをしなければならないことが大きな原因です。

① 物理的にどのような動作を行うか制御ソフト上ではわかりづらい
② 装置単体での動作では問題が出なくても、複数の装置を動かした時に接触事故を起こしてしまう
③ 装置の破損は、開発工程だけでなく後工程にもさまざまな影響を及ぼし、利益損失につながる。

3Dシミュレータで動作を可視化し実機レスのテスト環境で課題解決

当社は、納期遅延などのトラブルを回避するためには「システムの可視化」が重要と考えており、実機を使わず動作の可視化を実現する3Dシミュレータの開発が可能です。その効果は下記の通りです。

  • 制御ソフトの動作を可視化
    → ソフトウェアの挙動を目で見て確認することが可能。
  • 動作干渉発生時、アラートを表示
    → 3Dモデルを表示し、シミュレートすることで、
    さまざまな機能を同時に動作させることが可能。
    機器同士の接触を検知しアラートでお知らせします。
  • システムテストを実機レスで対応
    → 実機レスでのシステムテストを行うことができるため、
    予期せぬ動作が起きた時も、実機の破損を防ぐことができます。

3Dシミュレータを活用することで、早期に不具合発見・修正を行い、お客様の課題やトラブルを解決します。 また対象機器の品質向上と生産性向上が期待できます。

3Dシミュレータでデバイスの当たり判定を行うアニメーション動画公開中

3Dシミュレータで実現できること

  • 機器同士の干渉を視覚的に確認
  • 実機レスでテスト環境を構築
  • 制御プロトコルはポーティングを実施することで複数種類に対応が可能
  • 環境に併せてプロトコルを切り替えてテスト可能