IoTソリューション
IoTソリューション
日新システムズが提供する食品製造業向けソリューションは、食品製造業が抱える人手不足や品質管理、法令対応(HACCP、環境など)、労働環境の改善といった、さまざまな課題に対する解決手段をご提案しています。
食品製造業でHACCP対応や品質管理のために必要なこと、そのひとつが温度管理です。温湿度データやCO2濃度データを自動で取得するだけでなく、データ記録やグラフ表示などを一目で確認することができます。
温度管理IoTプラットフォームは、各業務用厨房機器の温湿度、食材、調理後の中心温度を自動で記録できるソリューションです。
HACCP対応システムは、各機器の温度データを漏れなく連続的に保存するとともに、データを守るセキュリティの仕組みが必要です。日新システムズは、簡単・安全に、お客様の厨房機器をHACCP対応に変えるソリューションを提供します。
これまでも食品業界では、食品衛生法に基づくさまざまなガイドラインやマニュアルにより衛生管理に取り組んできました。
HACCPは国際標準化された衛生管理手法であり、現在すでに導入が義務化されている米国・EU諸国をはじめ、世界的に導入が進んでいます。香港やシンガポールといった食品の多くを輸入に頼る国では、HACCPが輸入条件にもなっており、輸出する側の食品事業者は対応が必須です。
日本国内では、2018年6月の食品衛生法の改正により2020年6月からHACCP義務化がスタートし、1年間の猶予期間を経て2021年6月に完全義務化となりました。
HACCPとは「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」の略語で、食品製造における安全管理の規格です。食品の製造・出荷の工程において、微生物や異物混入の危害を予め予測・分析し、被害を未然に防ぐことを目的としています。
HACCP支援法の改正により日本政策金融公庫による金融支援も10年間延長するなど、HACCP対応への取組みが拡大しており、高度化基盤設備導入が進んでいます。