• 2025年11月17日

オムロン デジタルと日新システムズ、
IoTデバイス・クラウドにおけるセキュリティサービスの協業を加速
～ 現場を止めずに、安心できるセキュリティ体制づくりを支援します ～

オムロン デジタル株式会社（本社：京都府向日市、以下「オムロン デジタル」）と株式会社日新システムズ（本社：京都市、以下「日新システムズ」）は、2025年11月より、IoTデバイスおよびクラウドにおけるセキュリティソリューションの提供に向けた協業を本格的に加速することを発表いたします。

両社はこれまで、IoTデバイスのセキュリティ実装からクラウド環境の構築・運用に至るまで、幅広い分野での技術連携を進めてまいりました。今回の協業強化により、情報セキュリティやサイバーセキュリティに関する規格・認証（IEC 62443-4 JC-STAR、ISO27017等）に準拠したセキュリティ環境の提供をさらに推進し、IoTシステムの認証取得支援、脆弱性情報通知サービス、セキュアブート、暗号化技術など、実用性と信頼性を兼ね備えたソリューションを展開してまいります。

オムロン デジタルは、現場で培った知見と技術力をもとに、セキュリティのあるべき姿を追求し続けています。特にクラウド、AI、セキュリティの領域において、PoC（概念実証）から商用開発、運用までを一貫して支援する体制を整え、企業のDX推進とサイバーリスク対策を力強く後押しします。

日新システムズは、40年以上にわたるソフトウェア開発の経験と高い技術力を基に、製品セキュリティ分野への取り組みを強化しています。IoTデバイス向けに、最新の攻撃手法やリスクの変化に対応した技術を提供し、脆弱性通知、暗号化、不正アクセス防止、国際標準規格取得への支援などを通じて、安全性を高めたシステム構築を支援します。これらの取り組みにより、より安心、安全なIoT環境の実現と、お客様の課題解決に貢献しています。

オムロン デジタルと日新システムズの協業は、単なる技術連携にとどまらず、未来の社会インフラを支える「共創」の取り組みです。両社の強みを融合させることで、IoTシステムの新たな価値を創造し、国内外の多様なニーズに応えていきます。
今後も両社は、安心・安全な社会の実現に向けて、技術革新とサービス向上に取り組んでいきます。

■ 用語解説

  • IEC 62443-4：産業オートメーションおよび制御システムのセキュリティに関する国際標準規格で、製品開発者やシステムインテグレータ向けのセキュリティ要件を定めています。
  • JC-STAR（Japan Cyber-Security Technical Assessment Requirements）：ETSI EN 303 645やNISTIR 8425などの国内外の規格とも調和しつつ、独自に定める適合基準（セキュリティ技術要件）に基づき、IoT製品に対する適合基準への適合性を確認・可視化する日本の制度です。
  • ISO27017：情報セキュリティマネジメント規格であるISO27001の取り組みを強化し、クラウドサービスに特化した情報セキュリティ管理策に関する国際規格です。

■ 本件に関するお問い合わせ

オムロン デジタル株式会社
京都府向日市寺戸町九ノ坪53番地
TEL：075-925-0064
https://forms.office.com/r/56uSKKKGbv

株式会社日新システムズ
京都市下京区堀川通綾小路下る綾堀川町293-1　堀川通四条ビル
TEL：075-344-7977
https://www.co-nss.co.jp/contact/