目的や課題に応じた、
3つの導入パターンをご紹介

OPC UA導入といっても、求められる内容はさまざまです。自社製品の標準規格対応を進めたい場合もあれば、工場全体のデータ活用基盤を整えたい場合、あるいは自社要件に合わせた独自情報モデルを構築したいなど目的はさまざまです。 本ページでは、日新システムズが支援した導入事例から3つのパターンをご紹介します。

事例1:自社製品へのOPC UA対応

射出成形機・周辺機器をOPC UAで接続し、MESで一元管理

自社製品のOPC UA対応を検討するうえで、他社事例を参考にしたい。
そのようなニーズに対し、射出成形機と周辺機器をOPC UAで接続し、MESによる一元管理を実現した事例です。

  • 背景・課題
  • 自社製品の差別化に向けてOPC UA対応を進めたい
  • 周辺機器を含めた設備連携を実現したい
  • EUROMAPなどの標準規格に対応したい
  • 導入概要
  • 射出成形機A社製(IMM)に、温調器B社製と取出しロボットC社製をOPC UA経由で接続。
    射出成形機からMESへデータを連携し、射出成形機と周辺機器の一元管理を実現しました。
  • 事例1:自社製品へのOPC UA対応
  • 実施内容
  • EUROMAP 83
  • EUROMAP 63/77
  • EUROMAP 79
  • EUROMAP 82.1 / 82.2 / 82.3 への対応
  • 独自定義DataType、Event、Methodの実装
  • ファイル転送機能、HDA機能の実装
  • レガシー操作向けに、OPC UAデータをDBへ変換・格納する仕組みを上位に実装
  • 導入効果
  • 射出成形機と周辺機器のデータ連携を標準化
  • MESでの一元管理を実現
  • 製品の付加価値向上や標準規格対応の基盤整備に貢献

事例2:工場・ラインへのOPC UA対応

複数工程の設備データを収集し、ラインロスの可視化とデータ標準化を実現

工場DXを含め、自社工場やお客様工場におけるOPC UA対応の参考にしたい。
そのようなニーズに対し、複数工程の設備データを収集し、生産管理や改善活動につなげるための基盤を構築した事例です。

  • 背景・課題
  • 工程ごとに発生するロスを見える化したい
  • 工場・工程ごとに異なるデータ形式や粒度を統一したい
  • 生産管理に活用できる共通基盤を整えたい
  • 導入概要
  • 製造、充填、検査、パッケージング、検査といった複数工程で発生する各設備データを収集し、OPC UAを活用して標準化されたシステムを構築。
    ラインロスの可視化と、工場間での共通的なデータ活用を目指した事例です。
    各工程のロス可視化とデータ種別・粒度の統一が目的として記載されています。
  • 事例2:工場・ラインへのOPC UA対応
  • 実施内容
  • GWにプロトコル変換機能(Anydata2OPCUA)を実装
  • PubSub over MQTTによるデータ転送システムを構築
  • MESとDBへのデータ集約・蓄積を行うシステムを開発
  • 導入効果
  • ラインロスの可視化
  • 工場間で取得しているデータの種類・粒度の統一
  • 異なる工場でも共通のエラー分析が可能に
  • OEE向上やロス排除に向けた改善基盤づくり

事例3:独自モデル構築

工程ごとのモデル設計により、工場全体で活用できる標準化基盤を構築

自社製品の差別化やデファクトスタンダード化、自社工場向けの独自情報モデル構築を進めたい。
そのようなニーズに対し、工程ごとのPLCや設備に対してモデル設計を行い、工場全体で活用できる標準化基盤を整備した事例です。

  • 背景・課題
  • 膨大で多岐にわたる製造ライン工程の情報を整理したい
  • 工程ごとに異なる設備情報を統一して扱いたい
  • 工場全体・領域横断で使える情報モデルを構築したい
  • 導入概要
  • 自動車工場を想定した独自モデル事例として、工程ごとの工程PLC(IPC)にプロトコル変換機能を採用。
    各工程ごとにモデル設計を行い、ラインの可視化、データ種別・粒度の統一、製造工程の効率化を実現しました。
  • 事例3:独自モデル構築
  • 実施内容
  • 工程ごとの工程PLCにプロトコル変換機能(Anydata2OPCUA)を実装
  • 各工程ごとにSDKを使ったServer / Client機能を実装
  • 各工程ごとにモデル設計を実装
  • MQTTを実装し、上位システムへデータ転送するシステムを構築
  • 導入効果
  • 工場内ITともOPC UA I/Fで接続できる仕様を整備
  • データ収集の標準化を推進
  • 工程・領域・工場全域でOPC UAを活用できる基盤を構築
  • 次世代生産管理システムに向けた独自モデル構築を実現

日新システムズが支援できること

日新システムズは、OPC UA導入において、単なる接続対応にとどまらず、要件整理から設計、実装、上位システム連携まで一貫して支援します。

  • 自社製品へのOPC UA実装支援
  • EUROMAPなど業界標準・規格対応支援
  • プロトコル変換機能の実装
  • 情報モデル設計
  • MQTT、MES、DBなど上位システムとの連携
  • 工場DXに向けたデータ標準化基盤の構築
     

OPC UA導入をご検討中の方へ

自社製品へのOPC UA対応、工場・ラインのデータ活用基盤整備、独自情報モデル構築まで、目的に応じたご支援が可能です。
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