エネルギーソリューション
エネルギーソリューション
IoT構築要素のひとつであるゲートウェイは、世の中に多種多様な商品が存在しています。日新システムズが開発・販売するIoTゲートウェイは、LTEモジュール標準搭載の屋外設置向けゲートウェイで、沖縄・宮古島のEMS事業でも活用されています。IoTゲートウェイ機器の採用、開発検討にお役立てください。
屋外型IoTゲートウェイは屋外設置向け対策を施したIoTゲートウェイ装置です。
防水、防塵の保護等級IP66に対応しており、特殊電源による落雷対策もされ安全なIoTゲートウェイです。
通信インタフェースは、LTE、有線LAN、RS485を搭載しています。(Wi-Fi、Wi-SUNはオプション)
アグリゲータからの指令により、エコキュートや蓄電池などの電気設備を制御し電力量を調整するなどエネルギー事業をはじめ、河川氾濫の防災監視や工場/農業向け機器制御など、さまざまな環境にて活用いただけます。
日新システムズが開発した宮古島版 屋外型IoTゲートウェイは、下記の通り防塵・防水など耐環境性にこだわった仕様となっています。
CPU | ARM Cortex-A7(528MHz) |
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RAM | 512MByte |
ROM | eMMC 3.8GB |
モバイル通信 | 3G/LTE(Quectel製 EC25-J) |
インタフェース |
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オプション(脱着式) |
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外部ストレージ | microSD Card Slot ×1 |
RTC | 平均月差±45秒 |
スイッチ | 1 |
LED | 3(ユーザ用)+1(電源専用) |
電源 | AC100/200[V] 端子台型(L/N/FG 端子) ※電源ケーブル含まず |
屋外耐性 |
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設計寿命 | 10年(Ta=35℃時) |
外形サイズ | 200 x 240 x 99mm (突起部を除く) |
重量 | 約1kg |
屋内設置であれば、耐環境性をあまり考慮せずにハードウェアを製造できるため、量産価格を安価にできるメリットがあります。しかしながら、宮古島の実証実験の中で、屋内型ゲートウェイを設置したところ、
など想定していないトラブルが発生しました。住居者の保有物である家電とは違い、事業者の設備を屋内設置する難しさを体験したことにより、屋外設置にこだわったゲートウェイを開発することになりました。
2016年度より沖縄県宮古島市の島嶼型スマートコミュニティ実証事業へ参画し、太陽光や蓄電池、エコキュート等のエネルギーリソースを制御するためにゲートウェイ装置を開発しています。
クラウドからのデマンドレスポンス指令に対し、リソースの動作時間シフトによるピークカット、ボトムアップ制御を行っています。またゲートウェイで電力需要予測を行い、クラウドへ通知し、電力需要バランスが最適になるように運用を行っています。
株式会社REXEV様が取組まれる電気自動車(以下、EV)を使ったカーシェアリングならびにエネルギーマネジメントシステムのクラウドと各装置間の通信制御を行うためのゲートウェイに「屋外型IoTゲートウェイ」が導入されました。
株式会社REXEV様は、福島県が実施する「再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業」をもとに
など機能の有効性を確認し、再生可能エネルギーとEVを活用した環境性、防災機能の向上を図るしくみを実現しました。
外部通信 |
DRの結果を所定の書式で報告 |
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機器通信 |
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ROM | eMMC 3.8GB |
モバイル通信 | 3G/LTE(Quectel製 EC25-J) |
インタフェース |
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