GPL依存しないLinux版 組込みexFATファイルシステム

usfilesPlus exFAT

USFilesPlus exFAT for Linuxは、FAT12/16/32、VFAT、exFATを全てサポートした組込みLinux開発者向けのファイルシステムミドルウェアです。
FUSE(Filesystem in Userspace)技術を利用することで、家電、デジタル製品、産業機器などで450以上のプロジェクトに採用されている実績のあるUSFilesPlusをLinux上で使用することを実現しております。
exFATもサポートしておりますので、SDXCカードなど大容量メディアのファイルシステムとしても活用できます。

注目コンテンツ

バージョン情報

特長

FAT12/FAT16/VFAT/FAT32/exFATファイルシステムをサポート

  • 1つのシステム上で、異なるFAT(例えばFAT32とexFATなど)を併用することも可能

Linux上で動作可能な非GPLファイルシステム

  • 当社で独自に開発した非GPLのソフトウェアにより、組込める用途が広がる

LinuxのAPIをそのまま使用可能

  • 通常のファイルシステムと同じAPIが使えますので、アプリケーションの移植作業は不要

完全Cソースコード提供

  • ユーザー様の自由なプラットフォームでカスタマイズが可能

USFilesPlus 構成図

USFilesPlus exFAT for Linux 構成図

パフォーマンス

FAT12/FAT16/VFAT/FAT32/exFATファイルシステムをサポート

  • ハードウェア : PC
  • CPU : Intel(R) Xeon(R) CPU E31230 @ 3.20GHz
  • OS : Ubuntu 11.04 64bit (2.6.38-8-generic)
  • コンパイラ : gcc version 4.5.2

計測方法

  • ファイルコピー : cpコマンド入力からコピー完了までの処理時間を測定
  • ファイル参照 : lsコマンド入力から結果出力完了までの処理時間を測定

計測結果

※パフォーマンス改善状況は実行環境により異なります。

ファイルコピー時間:多数ファイル使用時の図
ファイル参照時間:多数ファイル使用時の図

ライセンス

開発ライセンス

評価、研究用途向けのライセンスです。本パッケージを組込んで製品化および出荷することはできません。

プロジェクト限定ライセンス

本パッケージを組込んで製品化および出荷するためのライセンスです。
ラインタイムロイヤリティはフリーです。但し1つのプロジェクトに限定されます。